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ブランク10年からの復帰~家庭とのバランスはどう保つ?~


 10年というブランクを経て復帰する場合、あなたの環境は以前働いていた時と大きく変わっているでしょう。特に1人目の子供の出産と同時に辞めてしまったり、結婚と同時に辞めてしまった場合は特に。働きながら育児をする経験をしていないと、育児との両立が一番の課題になるでしょう。
 
 大人(夫)は働く必要があることをわかっていますから、理屈で協力を求めることもできます。ですが、子供には通用しないことも多いもの。朝忙しくても支度をぱぱっとしてもらえなかったり、夜になっていきなり学校で明日必要なものを言ってきたり。でも子供は今までそれが認められていたのだから、急に変われません。
 また、明日やろうと抱えている仕事があったのに、子供が夜中に熱を出して休まざるを得なくなったりということもあります。

 子供を抱えて、家庭とのバランスをとるための秘訣は、その日その日で仕事を極力完結させておくこと。細かい隙間時間を使って、自分の抱えている仕事を済ませてしまうのです。
 いつ子供が熱を出して急に迎えにいかなくてはならなくなるか、わかりません。その時にぱっと「お願いします」と出られるようにしておかなくてはなりません。逆に、いろんなことを残したままで出ていくのは論外。中には子供のことなら何を言っても許されると思っている人もいますが、それは違います。大抵その翌日も仕事を休むようになるでしょうから、その段取りをしてから周囲にお願いして出ていくことが大切。

 できることをその場で済ませていくことは、仕事の量をこなす上でも必要なスキルです。また、自分が抱えている仕事や会議等は手帳に記入しておいて、家に持ち帰るようにしましょう。(もちろん個人情報を持ち帰るのはいけません。)そうすると、突然夜中に熱が出ても翌朝何をお願いすれば良いのか電話で済みます。
 一人欠員の上に申し送られていない仕事が突然出てきたら、残った人の負担は想像できますよね。

 育児との両立で大変なのは、小学校卒業まで。あとは休日も部活があるでしょうし、自分で遊びにいきますから、家事も休息も休日にとれます。ですから、末子が小学校を卒業するまでは大変かもしれませんが、そこまでの何年かを乗り切ったら楽になります。
 育児の期間というのは実は短い物。子供が成人した後の人生の方が長いのですから、先をみていきましょう。子供が成人してから働くよりもよっぽど今復帰する方が楽ですし、育児が終わったら何も残っていなかったなんて、さみしいじゃないですか。

 しばらくは育児との両立が大変かもしれませんが、このあと親の介護や自分の病気を抱えながら仕事をする時がやってきます。仕事にだけ専念できるのは、結局のところ独身時代だけなのです。
 
 その時々の家庭の状況を見て、その時自分にできることをしていくだけです。必要なのは、状況を判断して働き方も柔軟にしていくこと。この先数年はまだ復職がやっとで残業はできないかもしれませんが、子供が高校を卒業したらバリバリ働く。そしてまた自分の体が大変になってきたり、親の介護が入ったら少しセーブする。そういう具合に変えていけば良いし、看護師はそういう働き方のできる職業で、実は女性には働きやすい職業なのです。
 

 

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